花粉など分解する「ハイドロ銀チタン加工」の雑貨続々

2018/01/15 10:59 更新


ムーンバットの「トルチェレ」

 服飾雑貨ブランドで18年春夏、DR.C医薬が開発したハイドロ銀チタンを加工した商品企画が増えている。

 ハイドロ銀チタンは、花粉やハウスダストなどを水や二酸化炭素に分解する効果があり、マスクなどにも使用される。2月から関連のテレビCMの放映を控え、一気に市場に広まると見て、各社期待をかける。

 ムーンバットは、18年春夏から帽子とパラソルでハイドロ銀チタンを加工した商品を発売する。帽子ブランド「トルチェレ」はシーズン前半には、布帛製(中心価格8000~1万円)、後半は新素材のバイオラフィア製(同1万~1万5000円)の帽子に加工して販売する。

 川辺も18年春夏、ハイドロ銀チタンを加工した商品を強化している(写真下)。17年春に同技術を応用したハンカチを企画、18年はオンブレ調のロングハンカチーフ(2000円)や、綿麻チェックやボーダーのストール(8000~1万2000円)も揃えた。2月、4月と発売時期を分け、マスクなどとも合わせた形で販売する。





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