《FB用語解説》バルカナイズ製法 靴のソールがはがれにくい

2019/05/16 06:22 更新


 vulcanizing process。靴の製法の一つ。ゴムを作りながら、靴の底(ソール)の成型とアッパー(甲皮)の圧着を同時に行うもので、ソールがはがれにくいのが特徴。バルカナイズ(加硫)とは、生ゴムに硫黄などを化合して加熱・加圧し、弾性のゴムを作ること。つり込んだアッパーを金型(モールド)にセットして加硫する。この工程を経たスニーカーは履き心地が良くなると言われる。手間と時間がかかるため、専用設備を持つ靴メーカーは少なくなった。他の製法では通常、アッパーとソールは接着剤でつける。



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