森ビルは向後康弘取締役常務執行役員都市開発事業部統括部長兼海外事業部担当の社長就任を決めた。6月23日付。辻慎吾社長は同日付で取締役会長に就く。社長交代は15年ぶり。
向後氏は68年4月生まれ。91年3月に慶大卒業後、同年森ビルに入り、六本木ヒルズの開発やタウンマネジメントに携わり、タウンマネジメント事業部部長、経営企画部部長などを経て、19年に執行役員、24年に常務執行役員、25年6月から現職。58歳。
「23年に開業した麻布台ヒルズと全体開業した虎ノ門ヒルズが3年経ち、思い通りの街が描けた。六本木、虎ノ門の次の大型開発の道筋もでき、世代交代するタイミングが来た」(辻社長)とし、社長交代を決めた。社長交代については「2年ほど前から株主と相談していた」という。向後氏を次期社長に据えたのは「森ビルの哲学や姿勢を現場で実践しながら、理解している。次のリーダーとしてふさわしい」と判断したため。向後氏は「森ビルらしいっ都市づくりを今後も追求していきたい」と強調した。商業施設については「街の重要な要素で、街の魅力と合わさっているのが森ビルの商業施設の強み。今後の都市づくりでも新しい体験価値を作っていきたい」と語った。
