《FB用語解説》高島ちぢみ 滋賀・高島の清涼感のある織物

2020/01/20 06:23 更新


 滋賀県高島市で江戸時代から生産される清涼感のある伝統織物で「高島クレープ」とも呼ばれる。緯糸に強撚糸を使って表面に凹凸状のシボを出すことで肌離れがよく、さらりとした着心地が特徴。吸湿性にも優れ、高温多湿な日本の風土に適した素材としてインナーやナイティー、カジュアルやスポーツなどのシャツ、和装まで用途が幅広い。12年には地域ブランドに認定。昨年はブランドを刷新し、撚糸から織り、染色加工まで高島市内で完結していることや加工品の生地幅が生機に比べて23%以上縮むことなど基準が明確になった。



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