《FB用語解説》静脈物流 再回収し販売価格や原価再設定を行う流れ

2021/02/18 06:22 更新


 新商品を販売先の倉庫や店舗などに届けることを「動脈物流」と呼ぶのに対し、返品の物流やプロパー販売終了後のセールや社販のために商品を再回収し販売価格や原価の再設定を行う流れなどを「静脈物流」と呼ぶ。ワコールなどでは、早くから静脈物流を重視したロジスティクス戦略を組み立てている。近年、循環型社会に向けた企業努力が強調されるなかで、リユースやリサイクルを目的とした広い意味での静脈物流の重要性が高まっている。ただ、コンプライアンス問題など様々な課題も多い。



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