上場企業の女性管理職 8割が「なって良かった」

2024/05/27 06:25 更新


 ヘッドハンティング・人材紹介などのプロフェッショナルバンクの「女性活躍・管理職」に関する意識調査では、女性管理職の約8割が「管理職になって良かった」と回答している。

 女性管理職に対して、「管理職になって良かったと思うか」の質問で、「とてもそう思う」31.3%、「そう思う」47.6%を合わせると78.9%となった。「管理職になって良かったこと」の上位3位(複数回答)は「新たなやりがいが生まれた」54.3%、「自身の成長につながった」53.6%、「給料が上がった」50.9%でそれぞれ過半数を超えた。以下30%以下で「裁量が増えた」「社会的地位が上がった」「転職に有利になった」と続く。

 管理職を目指した(引き受けた)動機は、「よりやりがいのある仕事に就きたかったから」26.6%が最多で、次いで「もっと仕事の上で成長したかったから」22.3%、「給料が上がるから」20.7%と続く。女性管理職として活躍する上で、感じている課題やハードルは、回答の多い順に「仕事とプライベートの両立」「業務負荷や責任の増大」「労働時間の長さ」で、この三つがそれぞれ4割を超えており、女性管理職の課題が明確になった。

■「女性活躍・管理職」に関する意識調査 上場企業に正社員として働く女性1024人へのインターネット調査



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