子供服・ベビー用品製造卸、小売りのフィセルは22~23年秋冬、理想的な授乳姿勢をサポートするクッション、外遊びと普段着で着用できるマルチウェアなど幅広く企画する。サステイナブル(持続可能な)に着目した商品も出す。
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この秋冬のイチ押しは理想的な授乳姿勢を角度でサポートするクッション「ピタットフィットクッション」だ。ウエストベルトを調節すると赤ちゃんを乗せる面が立ち上がり、赤ちゃんと母親のおなかがピッタリとくっつく理想的な授乳姿勢をサポートする。
中芯(なかしん)の中央に開いた穴に赤ちゃんのお尻を乗せることで、背骨が母親のおなかの中にいた時と同じCカーブの状態になり、安心感を感じやすいと言われている。
通常タイプ(本体4100円)とロングタイプ(5400円)がある。ロングタイプは妊娠期から抱き枕として使える。穴に膝を乗せて、妊婦にとって寝やすいとされるシムスの姿勢を取りやすくした。
カバーは肌触りの良い、柔らかなニット。ケーブル編みのナチュラルな雰囲気で、インテリアともなじみやすい。通常タイプのカバー2800円、ロング3500円。
外遊び、普段着の両シーンで活躍するマルチなプレーウェア「365アソビウェア」は、撥水(はっすい)加工しており、汚れや水を気にせずに着用できる。肩ひもや背中、裾にはゴムを使い、シルエットを変えることで成長やシーンに合わせられる。男女問わず着回せるシンプルで丸みのあるシルエット。サイズは80~100センチ。また、脱がせた後に裏返して内側のポケットに収納できる。外遊びなどの後、バッグを汚さずコンパクトに持ち運べる。
サステイナブルの提案では、同社が使っている6重ガーゼ製品シリーズ「ふくふくガーゼ」から、廃棄予定食品を染料として再活用するプロジェクトブランド「フードテキスタイル」を活用したベビーケット(5000~5600円)やスリーパー(7500円)を販売する。再活用するのは赤カブとルイボス。