スイスのレッグウェア「フォーガル」 日本市場で再び拡販へ

2024/11/08 11:00 更新


「クラフトマンシップとタイムレスな美しさに価値を見いだす層」を狙う

 スイスのレッグウェアブランド「フォーガル」が、日本で再び拡販に乗り出す。

 1921年にスイスで創業し、現在は「ボルサリーノ」「ヴィオネ」などを擁するキムヒアリーズグループ傘下。主力のストッキングや靴下、タイツにカシミヤ、シルクなどの天然繊維を取り入れ、しなやかなはき心地と色やサイズの豊富なバリエーションを強みとする。

 販売はスイスが中心で、フランス、ドイツ、英国、米国も拡大しつつある。日本市場からは17年に撤退したが、「日本を筆頭にアジアはトレンドに敏感でプレミアムな商品が受け入れられやすい」と期待し、「クラフトマンシップとタイムレスな美しさに価値を見いだす層」に訴求する。「将来的にはローカルに合わせたエクスクルーシブな商品の開発も行いたい」としている。ECにも力を入れる。

 日本ではストッキング(税抜き7000~1万8000円)、タイツ(7000~2万円)、ボディウェア2万8000~4万2000円)、レギンス(1万2000~3万5000円)、靴下(4000~1万6000円)を販売する。ショウルームウノが総代理店となり、主要販路は百貨店、セレクトショップ、ランジェリー専門店を想定する。既にビームスが扱いをスタートしている。

ストッキングは税抜き7000円~1万8000円


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