「フレッドペリー」は、中山路子がデザインするレディスブランド「ミュベール」と組んだカプセルコレクションを発売する。
協業は16~17年秋冬と17年春夏の2シーズンの予定で、16~17年秋冬物は、10月7日からフレッドペリーの国内全直営店やロンドン、一部アジアの店舗、ミュベールの国内一部卸し先などで販売する。発売に先立ち、9月10日に開催される「ヴォーグ・ファッションズ・ナイト・アウト」で商品を披露し、16日からフレッドペリーのオンラインストアで予約を受け付ける。
「クラシカルなテニスウェアから始まったフレッドペリーのアイデンティティーを大切にしつつ、そこにミュベールの可愛らしさやエレガンスを組み合わせた。表面的な協業ではなく、お互いの〝らしさ〟に迫ることができた」と中山。
袖にラインを入れたスポーティーなセーター(3万円)をふわふわのモヘアで作ったり、チルデンセーター(3万2000円)に取り外し可能なボウ襟のパーツを組み合わせたり。フレッドペリーのアイコンであるポロシャツは、スリット入りのロングドレス(3万4000円)にして、インナーのランジェリードレスをちらりと見せて着こなす。重衣料やバッグ、靴を含め、合計10型強。
フレッドペリーは、15~16年秋冬、16年春夏に、「ミントデザインズ」と協業をしていた。今回はそれに続く日本人デザイナーとの協業企画第2弾。