米・ロサンゼルスのセレクトショップ、フレッド・シーガルは17日、日本1号店を新施設、ログロード代官山（東京）内にオープンする。米国外は初。カジュアルなデイリーウエアやハイブランド、生活雑貨、コスメ、食など幅広く扱う。
複数のコテージで構成される同施設のうち、2号棟が食品や生活雑貨の「ザ・マート・アット・フレッド・シーガル」、3号棟がレディス、4号棟がメンズ。建物に木の素材を使ったり、周りに花や緑を配したナチュラルな空間だ。
メンズの棟は2層で、デニムの集積や、「ランバン」「ヴァレンティノ」「マルニ」といったハイブランド、スニーカー、サーフウエア、アイウエア、電動自動車、スマートフォン用ケースなど多彩。ザ・マートは日本限定のオリジナル雑貨や、米・ポートランドで人気のドーナツ店「カムデンズブルー☆ドーナツ」を導入する。外のキッチンカーでは軽食を販売する。
来日したポール・ブラム最高経営責任者は、「日本では当店の認知が高く、原点のデニム商品とも関係が深い。西海岸のエッセンスを入れつつも、ブランドのセレクトなど日本人に好まれるお店にした」とあいさつ。1号店に選んだ代官山は「自然などの美しい環境があり、住宅街でもあることから、フレンドリーなコンセプトに合う」。
フレッド・シーガルは61年創業で、ライフスタイル提案型のセレクトショップの先駆けとされる。日本の店はMFSJ（東京）が運営し、16年3月頃に横浜に2号店を出す予定。
