藤井大丸(京都)は11月10日、本館建て替えのため、26年5月6日で一時休業すると発表した。建物、設備の老朽化と「より良い価値、体験」の提供が狙い。30年度中の再オープンを目指す。また、改装工事着手を機に「周辺エリアを活用した街づくり」を進めていく、としている。
同社は1870年創業。1912年に現在の店舗に移転(3階建)し、複数の増築を経て、69年に地下2階、地上8階建の施設となった。売り場面積は約1万6000平方メートルで、25年2月期の総額売上高は前期比3%増の99億円、営業利益4億3000万円だった。
再オープンおよび「街づくり」については、随時、公表していく考え。