福井県共同店舗協同組合連合会 力合わせ、県内SCの魅力向上へ

2024/08/22 07:59 更新有料会員限定


福井市のエルパは地元事業者による協同組合が開発したSCの一つ

 福井県内のSCを運営する九つの協同組合・株式会社で構成する福井県共同店舗協同組合連合会(連合会)は、各施設のリーシング事業のほか、災害時の事業継続や早期復旧対応で協力体制を強めている。県外への購買流出の激しい福井県で、県内SCの魅力向上や安全な運営基盤構築に努める。

(森田桃子)

 福井県には地元事業者が集まって協同組合を結成し、県外の大手テナントを誘致して大型の共同店舗を開発・運営する「福井方式」のSCが存在する。連合会は90年代に設立し、福井方式の店舗同士が情報交換する場として機能してきたが、この間、具体的な連携に乗り出している。

リーシング

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