アジオカのメンズバッグ・革小物ブランド「ガンゾ」で飛騨牛の革を使ったシリーズが人気だ。18年春は企画を増やして販売する。
飛騨牛は国産牛革の中でも、明確に産地が特定できる数少ない例。通常は原皮を塩漬けにして保存するが、同ブランドでは飛騨牛の皮をチルド保存してそのまま姫路のタンナーに持ち込んでなめす。そのため、革は約3ミリの厚みがあり、コシや弾力が安定しているのが特徴。タンニンなめし。色は黒で、トートバッグなどのビジネスバッグを3万8000~10万円で出している。
しっかりした素材感、程よいシボにより傷が目立たず、汚れもつきにくい点が評価され、店舗に投入すれば売れるという状況が続いている。
来春は企画を拡充し、新たにストラップの長さを調節できるトートバッグ(7万円)、リュック(5万8000円)を加える。