ギークプラス 物流ロボット50台を三菱倉庫EC向けセンターに導入

2021/07/09 06:25 更新


イブP500R

 物流ロボティクスAI(人工知能)のギークプラス(東京)は、自動棚搬送ロボット「イブP500R」を三菱倉庫のEC向け物流センター「シェアセンターミサト」(埼玉県三郷市)に導入した。同センターは7月1日にオープンし、同日イブ50台が稼働を始めた。

 イブP500Rは、人が仕分けするピッキングスペースにAIロボットが棚を運び、商品を探し運搬する。ロジザードが提供するクラウド型WMS(倉庫管理システム)と標準連携し、様々な物流ニーズに対応できる。ギークプラスはフジテックス(東京)とともに、同センターの稼働準備を支援した。

 シェアセンターミサトは、イブの導入で従来のセンターの70%の省人化が見込まれている。三菱倉庫の三郷1号配送センターB棟内に開設し面積は約5600平方メートル。機能性食品や化粧品、日用雑貨などを扱うEC事業者の物流をサポートする。

 ギークプラスは15年に中国で創業し、グローバルで200社1万台以上の自動棚搬送ロボットを導入している。日本法人は17年に設立し、物流ロボットの販売、導入、メンテナンス、生産性改善コンサルティングまで一貫して日本で実施する。



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