ゴールドウイン 企業向けユニフォームを本格化 機能、デザイン強みに

2026/08/03 06:27 更新NEW!


ユニフォームを企画した社員が着こなしやお手入れについて講義した(ヨドバシカメラ)

 ゴールドウインはBtoB(企業間取引)のユニフォーム事業を強化している。ファッション性の高いスポーツアパレル開発のノウハウを生かし、従業員の満足度や採用競争力を上げたい企業を中心に実績を増やしている。

【関連記事】【SENKEN HIKE BIZ】《対談》『GO OUT』×「ザ・ノース・フェイス」 ハイクの可能性は?

 24年に社内にユニフォームビジネスグループを発足した。「高い機能性とモチベーションが上がるデザイン性を両立した、新たな価値を持ったユニフォームには競争力がある」とみての施策だ。

 「ザ・ノース・フェイス」「ヘリーハンセン」「ニュートラルワークス.」「ゴールドウイン」の4ブランドで展開している。ジャケット、ポロシャツ、パンツ、ベストなど計43種類に企業ロゴなどを入れるカスタムができる。3月には画面上でシミュレーションが可能な公式サイトも立ち上げた。

 接客の機会が多いレジャー・宿泊施設や小売業などからの引き合いが強い。動きやすさやイージーケア、見た目の良さなどが導入先の従業員からも好評だ。また環境配慮型素材を使っているため、CSR(企業の社会的責任)活動を強化したい企業からの依頼も増えている。

 最大規模の導入事例はヨドバシカメラだ。全国24店の店頭に立つ約4000人の従業員向けにニュートラルワークス.のユニフォームを製造している。25年からスタートし、26年春にリニューアルした。

 白のポロシャツで、インナーが透けたり、体形が目立たないように肉厚の生地にしている。素材は消臭機能のある「MXP」を採用した。上に着る黒のベストは繰り返し洗濯できるよう、軽量ながら丈夫な点も特徴だ。

ヨドバシカメラのユニフォーム

 デザイン面では「制服によって販売員とお客様の間に心理的な壁を作りたくない」という意見を取り入れた。客がスタッフだと視認できる程度には企業ロゴを目立たせたが、威圧感が出ないようにサイズや場所を何度も調整したという。

 7月にはヨドバシカメラの店頭従業員向けに、制服の着こなしやお手入れの講座を開いた。



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事