グッチは、クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレによるブランドの美学を体験を通じて発信するアートプロジェクトをスタートした。
「GUCCI4ROOMS」と名付けられたこのプロジェクトは、グッチの折衷的で独創的な世界をインスピレーション源として、4人のアーティストが四つの部屋を制作したもの。その作品をバーチャルとリアルの双方で発表した。アーティストの作品は、11日にオンライン上のデジタル空間に展開され、12日から実体験が可能なインスタレーションが東京・銀座で公開された。
ミケーレはこのプロジェクトのために、世界が注目する3人の日本人アーティスト、塩田千春、真鍋大度、Mr.にコラボレーションを依頼した。また、4人目のアーティストとして、グッチの16~17年秋冬コレクションからミケーレとコラボレーションしているアーティスト、トラブル・アンドリューが参加した。ミケーレのデザインと美学を象徴するモチーフをテーマに、ぞれぞれの独自の解釈と手法でイマジネーションあふれる部屋を制作した。