20年に大久保安曇さんが立ち上げた下着とウェアの「ヘイジートウキョウ」はこのほど、渋谷区神宮前で約2年ぶり3回目となる単独のポップアップイベントを開いた。「モア・ザン・ジャスト・インナーウェア」をコンセプトとし、アパレルブランドでデザイナーや縫製スタッフとして10年以上キャリアを積んだ大久保さんの感性をベースに、下着とそれを見せることを楽しむウェアを提案した。
レースを使っていないブラジャーや細いひもをポイントにしたショーツ、背中の装飾に凝ったブラキャミソールなどのほか、下着や肌が絶妙のバランスでのぞくカットアウトのプルオーバーやボトム、シアー素材のトップなどが並ぶ。見せることを前提とした下着や体のラインを美しく見せることを意識したウェアはセンシュアルで、下着と服の境界線を超えたデザインだ。全て日本製で、大人の女性が満足できる品質、体にフィットするコレクションを目指している。
「自信があってセクシー、それでいて健康的なムードの女性」をイメージしていると大久保さん。モデルについてもタトゥーのある女性を起用し、自分の意志で肌を見せる女性像をビジュアルに表現した。現在は自社ECでの販売が中心だが、「今後はアジアのショップで展開したい。モードでファッション好きの方々に届けたい」と将来について語った。