カムアンドプレイサプライ(東京、宮里旭代表)は代理店になっているインドネシアのサンダルブランド「ハイジャックサンダルス」で、プロモーションを強めている。既に始めている期間限定店に加え、日本ブランドとの協業などに取り組み、認知度を上げていく。
ハイジャックサンダルスはインドネシアでは良く知られたブランドで、現地に直営店が3店ある。スポーティーで鮮やかな色使いのものをはじめ、ラインナップは多い。日本では23年春夏からの販売で、中心価格は1万2000~1万8000円。専門店などへの卸売りを始めている。
3月17日からは、渋谷パルコのポップアップステージに出店している。特にPRはしていないが、インバウンド(訪日外国人)客中心に売れ行きは順調。インドネシアの人がSNSにアップして、来店した人もいるという。7月末まで継続する。
5月には、伊勢丹新宿本店メンズ館地下1階のプロモーションスペースに出る。期間は2週間。その後同館で開かれる「ワールドサンダルマーケット」にも参加する。6月くらいには集英社のECサイト「ミラベルオム」に出店する。
今後のプロモーションはインフルエンサーの活用などはしないで、じっくり認知度を上げていく。そのためカギとしているのが、個性的な日本ブランドとの協業。複数のブランドを想定しており、「おもしろいことをする」ブランドとしてアピールする。