4、5階にファッション関連専門店
大阪・枚方市にオープンした枚方Tサイトでは、ファッション関連の専門店が4、5階に集まった。地元近郊や関西の名店が揃った。
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4階のテーマは「暮らしと美容」。カルチュア・コンビニエンス・クラブが自主運営するマルシェ「毎日の暮らし市」をフロア中央に配し、アパレル、カフェ、コスメ、ビューティーサロンで構成する。雑貨が豊富でやや雑多な雰囲気。唯一のレディスアパレル「カエルム」(82平方㍍)は、89年創業の地元専門店イイダが運営する。近鉄百貨店閉店後は路面店を構えていたが、Tサイトへ移転した。「ソーノ」「イプセ」「アントゲージ」などオンにもオフにも着られる服を揃える。想定客単価は1万5000~2万円。
アパレル、バッグメーカーのシーソー(大阪府交野市)の「交野カバン」(33平方㍍)は、50~70年代のランプや什器を活用したアンティークな店作りに挑戦した。主力のサークルバッグは1万2000~3万4000円。婦人・紳士服の「タファー」も提案する。注目点は同階のTサイトスタッフユニフォームを手掛けたこと。今後は共同でブランド開発も計画する。昨年10月に出店した交野市内の本店に続く2店目。