伊藤忠商事 ワーク・ミリタリー「ガンホー」の米国製日本企画を訴求

2024/08/29 11:30 更新


ミリタリーとワークの要素を兼ね備えたワイドシルエットが特徴

 伊藤忠商事は、25年春夏に米国発のワーク・ミリタリーブランド「ガンホー」を訴求する。アイコンアイテム的なファティーグパンツの企画を充実し、セレクトショップ向けを主力に拡大を狙う。

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 ファティーグパンツは、第2次世界大戦中に米軍の作業用パンツとして活用された。フロントとバックに外付けのポケットがあり、バックポケットにはフラップが付いている。ミリタリーとワーク両方の要素を兼ね備えたワイドシルエットで、動きやすく、快適な着心地が特徴。素材は綿100%のバックサテンを中心にデニム、ヒッコリーなど耐久性の高い生地を使っている。はき込んで、洗濯を重ねることで経年変化を楽しめる商品となっている。

 来春夏向けのファティーグパンツ企画では、米国製の生地や縫製品を打ち出し、差別化する。「オリジナルファティーグパンツ」(税抜き1万8000円)は、オリーブのバックサテン、ネイビーのツイル、カムフラージュ柄リップストップ、ブルーデニムなど多様な生地使いで揃える。日本市場向け企画の「フォーポケットファティーグパンツ(ジェイ・フィット)」(1万8000円)も米国製を訴求。パンツの腿(もも)の渡り幅は、オリジナルよりも幅広いデザインで「日本市場の嗜好(しこう)性に合わせた」企画とした。

 トップにはバックサテンやブラックデニム、ヒッコリーのファティーグジャケット(1万5000円)のほか、バックサテンのエクスペディションジャケット(1万2000円)を販売する。

 ガンホーは、30~40代メンズ市場を中心にセレクトショップなどで販売が伸びている。「今後はレディス向けの販売を拡大したい」としてXSのサイズも揃えファンの拡大を図る。



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