泉工業 「PEP」のラメ糸発売 上質なカジュアル感を表現

2018/05/01 10:57 更新


 泉工業は、ランダムネップのポリエステルのレギュラー糸とカチオン糸を撚糸したものにラメ糸を巻いた「PEP」(ペップ)を開発、織り、編み用のラメ糸として販売を開始した。

 ペップはポリエステル長繊維に特殊撚糸を施してランダムなネップを表現した糸に、カチオンポリエステルをミックスさせ、さらにシルバーのラメ糸を巻いて、適度な光沢感を出した。

 織りや編みの後に染色すると、染まり方が違うポリエステルが色変化をもたらすほか、ラメ糸の光沢が高級感をもたらす。ポリエステルカチオン糸だけを染めると淡い色調が、カチオンとレギュラーの両方とも染めると鮮やかで濃い色調が得られる。色ミックスと光沢感、凹凸感のある糸による上質なカジュアル感がテキスタイルで表現できる。多彩な色に対応でき、無地とのコーディネートのしやさすも生かしてレディス、メンズのアパレル向けに販売を始めた。

 ラメ糸を巻いた糸とラメ糸なしの両方の糸を販売する。ラメ糸なしの糸は約170デニール 。ラメ糸を巻くと約250デニール 。

光沢感、凹凸感、カラーミックスを表現した見本


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