児島ジーンズストリート 出店者らが合同ミーティング

2020/07/29 06:26 更新


同ストリート(屋外)で合同ミーティングを実施

 岡山県倉敷市にある個性豊かなジーンズショップの集積エリア「児島ジーンズストリート」で7月27日、出店者や地元の味野商店街連盟の人たち約30人が集まり、今後の活性化に向けた合同ミーティングを開いた。

 同ストリートは09年、地元のジーンズメーカーらが「産地の魅力を発信して活性化を」とスタート。児島ジーンズストリート協議会が同商店街と連携し、空き店舗となった物件に、個性の光るジーンズショップの出店誘致を重ねて来た。19年11月には10周年を迎え、来街者数が累計で25万人を超えた。現在は同ストリートに40店近く(飲食店含む)のショップが集積している。

 当日は同推進協議会の真鍋寿男会長が、「ジーンズストリート内にジーンズ店が数多く集まり競合も増えたが、来街者からは『様々な商品があって楽しい』という声もある」と現状を振り返った。「新型コロナウイルス感染拡大の影響で、地方への移住メッセージを発信する街もある。引き続きこのストリートを発展させ、地元以外の人でも起業・創業しやすい街としての発信にもつながれば」と続けた。

 20年度はストリートマップを新たに作成するほか、各店でコロナ対策の平準化、空き店舗の再調査などを実施。参加メンバーからも「交流会をもっと重ねていき、ストリートとしてさらにまとまりを生かすべき」などの声が集まった。



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