日本靴下協会「くつしたの日」 求評展受賞11作品を表彰

2025/11/12 18:00 更新NEW!


経済産業大臣賞を受賞した三笠奈良工場の山本合一さん(左)と渡邉生活製品課課長

 日本靴下協会は「くつしたの日」の11月11日、都内で第30回靴下求評展受賞11作品の表彰式と「靴下ソムリエ」認定証授与式を開いた。渡邉宏和経済産業省生活製品課課長を来賓に、岡本隆太郎会長をはじめとした協会役員、各賞の受賞者と靴下ソムリエの合格者代表が一堂に集まった。

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 岡本会長は冒頭、「業界をより良くしていこうという活動がつながり、私たちの製品が消費者の生活を足元から支える一助になることを期待している。日常的に身に着けるアイテムだからこそ、まだまだ可能性がある」とあいさつした。今回靴下求評展に靴下ソムリエ特別賞を新設し、靴下ソムリエを審査に招いたことは「新たな視点を取り入れる」点で収穫となった。靴下ソムリエは近年若手の受験が増えており、今年度は163人中126人が合格。有資格者は累計1129人となった。

第30回靴下求評展受賞者と岡本会長ら
第8回靴下ソムリエ合格者代表と岡本会長(中央左)、渡邊生活製品課課長(中央右)

 会場では靴下求評展の受賞作品を展示。「近年まれにみる断トツの得票数」(喜夛輝昌審査委員長)でグランプリの経済産業大臣賞を受賞した三笠の山本合一さんは「求評展には毎回自分が思いつかないような作品が出展され、刺激になっている。一層努力し、より新しく面白い商品を作っていけるよう頑張りたい」と抱負を述べた。



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