素材メーカーやアパレルメーカー、商社、服飾副資材企業などが参加するジャパンサステナブルファッションアライアンス(JSFA)は3月6日、「循環型ファッションの推進に向けたアクションプラン」(素案)と「リユース等の促進に関するロードマップ」(同)に対する提言書を公表した。JSFAは提言書によって、両素案の実行性を高め、官民連携による循環型の繊維・ファッション産業の実現を後押しすることが目的という。
提言書は2月26日に環境省の角倉一郎環境再生・資源循環局長に提出された。提言項目は主に3点。1点目は「回収品の質向上と回収量増加のための官民連携」。〝専ら物〟(廃棄物のうち再生利用されるもの)の判断の統一や、回収衣類が廃棄されないための行政回収方法の検討、自治体などによる先進的なリユースの取り組みの横展開を求めた。
2点目は「不適正な海外リユースの是正と適正な海外リユースの推進」。そのために輸出要件の整理と調査の必要性を訴えた。
3点目は「資源循環行動促進支援について」。リユース、リサイクルの環境負荷削減効果を算定するルールの策定と、生活者への適切な情報提供を呼びかけた。そのなかで「エコポイント制度のような経済的なインセンティブを設け、消費行動の変容のきっかけを促すこと」の検討も求めた。