JSFA総会 連携で経済合理性と持続可能性の整合へ

2026/07/28 11:00 更新NEW!


JSFAの会員数は現在、正会員18社、賛助会員57社の計75社に拡大

 素材メーカーやアパレルメーカー、服飾資材、商社などが参加するジャパンサステナブルファッションアライアンス(JSFA)は7月23日、東京で総会を開いた。

 8月からの次期(第6期)の代表理事兼共同代表にエコミットの坂野晶上席執行役員、理事兼共同代表にジェプランの高尾正樹代表取締役執行役員社長、共同代表にスタイレム瀧定大阪の森田芳弘サステナビリティ推進室兼環境品質管理室室長を選出した。理事にはYKKの川崎勇平サステナビリティ推進室企画グループ長、監事に帝人フロンティアの神山統光サステナビリティ戦略推進部部長が就いた。会員数は現在、正会員18社、賛助会員57社の計75社。

 総会後に開いた記者会見で、第5期の活動報告や今後の活動計画を発表した。JSFAが掲げる「カーボンニュートラル」「ファッションロスゼロ」など主要課題を軸に、その解決に向けた取り組みを報告した。第5期の活動の成果として、カーボンニュートラルでは、全加盟企業のうち、スコープ3算定状況が52社(算定完了率69.3%)に達したことを強調した。

 ファッションロスゼロでは、JSFA加盟企業で実施している衣服回収拠点を一覧化するサイトの作成・公開を報告した。回収拠点マップ作製ワーキンググループリーダーを担う帝人フロンティア・サステナビリティ戦略推進部の鈴木優美子氏が「リペア、買い取り、回収を実施している2585拠点(7月1日時点)を掲載している。地域別、目的別に拠点を検索できる」と解説した。

 第6期の年度方針では、カーボンニュートラルは「静脈領域の算定ルール策定をワーキンググループを中心に推進する」などの施策を打ち出す。ファッションロスゼロでは「回収品の量・質向上に向けた優良事例共有」「回収拠点マップの周知」などを掲げる。

 坂野代表理事は「個社だけでは出来ないことを、JSFAの企業連携プラットフォームによって推進することがなによりも大事だ」。高尾共同代表は「JSFAはこれまで検討、調査、勉強などを進めてきたが、今後は行動を起こす時期に来ている。経済合理性とサステイナブルファッションを整合するための具体的な行動を進展できる体制が整ってきた」と語った。

右から、高尾正樹理事兼共同代表、坂野晶代表理事兼共同代表、森田芳弘共同代表、鈴木優美子回収拠点マップ作製ワーキンググループリーダー


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