4月大型小売店販売額 ともに増

2015/05/29 06:42 更新


 経済産業省が28日発表した商業動態統計速報によると、4月の大型小売店販売額(既存店ベース)は、前年同月比8.6%増だった。昨年4月は消費増税前の駆け込み需要の反動で4月単月では過去最低だったが、今月は13年4月の実績も上回った。

 業態別にみると、百貨店は2カ月ぶり増の5223億円(13.7%増)、スーパーは2カ月ぶり増の1兆859億円(6.3%増)だった。

 百貨店の衣料品販売額は、2カ月ぶり増の2521億円(12.3%増)で、紳士服・洋品が369億円(10・3%増)、婦人・子供服・洋品が1331億円(8.8%増)だった。スーパーの衣料品は、13カ月ぶりに増加し、1068億円(7.1%増)となった。

 専門店、SPA(製造小売業)が中心の織物・衣服・身の回り品小売業販売額は、2カ月ぶりに増となり9950億円(5.0%増)。繊維品卸売業販売額は、2カ月ぶり増の2780億円(1.4%増)だった。



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