クイーポのレザーグッズブランド「ゲンテン」は、若年層向けの企画に力を入れる。10月中旬に20~30代に向けた新作2型を銀座店で発売し、同店で開いた発売記念イベントにはターゲットの世代に人気のタレントを招いた。
同ブランドは今年で設立から26年を迎え、顧客の年齢層が上昇しているため、「改めて若年層をはじめ、幅広い世代にアピールしたい」とする。
ゲンテンはタンニンなめし革を使うことが特徴だが、新作は2型ともクロムフリーなめしの牛革を使い、革製品初心者でもケアしやすく、トレンドを意識した小ぶりのサイズにした。
ワンハンドルのミニハンドバッグ「ゼロバッグ」は、スムースとスエードタイプの2種類。一枚革で作り縫い目を減らし、ブラックカラーでミニマルかつクールに仕上げた。税込み2万9700円。
「リバーシブルカットワーク」は、ゲンテンで特徴的なカットワークの技法を使ったバケツ形のショルダーバッグ。スナップボタンで身頃が開き、リバーシブルで使える。黒、グレージュ、茶、サクラピンクの4色で、裏地は全て黒。表地と同色のコーデュロイの巾着が付属する。4万9500円。

この2型は銀座店のほか、後日、ゲンテンオンラインサイトでも販売する予定。
発売記念イベントにはタレントの齊藤京子さんと山中柔太朗さんを招いた。今後、オウンドメディアでも2人を起用した同商品の販促を行う予定だ。

