レディス17~18年秋冬 キルティング広がる

2017/08/29 04:28 更新


 レディスの17~18年秋冬物で、キルティングウェアが広がっている。スポーティー、またはエレガントなデザインを意識したものが多い。2年ほど前にも流行したが、その時と異なり、コート、ブルゾン、スカートなど複数のアイテムで同じキルティングを使い、シリーズ化する傾向にある。

(安部裕美)

 「ロージー」(ドリームスパイラルスパイス事業部)は、ジャケットとコート、スカートを作った。ジャケットとコートはドロップショルダーでややコクーンっぽいシルエット。ジャケットは2万3000円。スカートは腰回りにボリュームが出やすいが、台形の膝下丈ですっきりと見せた。1万8000円。

ロージー

ロージー

 「ヴェロフォンナ」(サンウェル)は、襟や袖口がリブのスポーティーなロングコート、無地ビーバー切り替えのロングコート、ジャカード切り替えのAラインジャケット、レイヤードフリルがエレガントなパーカを打ち出す。リブヘムのロングコートは1万9800円。パーカは3万5000円。

ヴェロフォンナ

ヴェロフォンナ

 「K」(光世)は、英国調チェックやレトロなフラワーに次ぐ秋冬のトレンド要素の一つとして、スポーティーを意識している。前後を反対にすればブルゾンにもハイネックトップにもなるツーウェーニットの袖に、キルティングを使った。6900円。別の納期設定でキルティングのスカートも企画した。

K
K



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