16秋冬!コレクションに見る急浮上アイテム-4 ●●袖
秋の実売期に入り、16~17年秋冬デザイナーコレクションで、急浮上していたアイテム、ディテールをふり返る「16年秋冬!コレクションに見る急浮上アイテム」。
と見てきました。それぞれイメージわきますか?大丈夫? 先に進みますね。
さて、今回はこちら。
むむむ……?!?!腕回りが異様に膨らんではおらぬか? このディテールを、レッグオブマトンスリーブといいます。そう、「まるで羊の足のような形」という意味から来ているそう。 羊の足ってどんなのだっけ?
あぁ…。まぁ、近からず遠からず…。
↓詳細はこちら。
《解説》 レッグオブマトンスリーブ
クラシカルなブラウスやドレスに見られるパフスリーブのひとつ。袖付け部分はギャザーやタックでふんわりと膨らみ、ゆるやかにすぼまってひじ下は細身なラインを描きます。 羊の足に形が似ていることから、その名がつきました。チキンレッグススリーブやマンシュ・ア・ジゴ(仏語で羊の足の袖の意味)といった呼び名もあります。 通常はエレガントな服に着けられる袖ですが、16~17年秋冬はカジュアルなセーターにも使われているのが特徴です。エレガントなデザインとカジュアルなアイテムとのミックス感が新鮮ですね。
締めに、突然ですがクイズです。レッグオブマトンスリーブを一言で表すと?
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答えは、「羊の足の形に似たクラシカルな袖(そで)」。
来秋冬デザイナーコレクションで急浮上している目新しいアイテム、ディテールについて、6回シリーズで掲載します。
(写真:大原広和)