中東情勢の混迷に伴う原燃料価格の高騰に、レッグウェア企業が苦慮している。糸や包装資材の急激な値上がりがメーカーの収益を圧迫し、これまでの価格維持が一段と困難になっている。しかし、販売価格のイメージが固定されている日本市場ではコスト増を柔軟に反映しにくく、各社は付加価値を高めた商品開発や生産の見直しに力を入れている。
(橋口侑佳)
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レッグウェアは「3足組み1000円」といった価格設定が数十年にわたって根付き、「消費者の値上げへの許容度が低い」という構造的な課題を抱える。価格転嫁を進める動きはあるが、極めて限定的だ。小売り・卸のチュチュアンナも「下着やパジャマと比べて価格を上げにくい」と話す。秋冬の値上げは数%にとどめ、店舗運営の効率化などでコストを抑える構えだ。
