ランジェリーPRのランジェリープレスは、合同展示会ランジェリープラスを東京・恵比寿で開いた。2年ぶりの開催で、5回目。インナーウェアを中心にラウンジウェア、レッグなど、国内外の個性派・新進ブランドが18年春夏物を見せた。百貨店や専門店、ECのバイヤーが来場したほか、最終日は一般客が来場・購入できる日も設けた。
初出展の「アイビー」はモデルの原田奈津美さんが昨年スタートしたラージカップに特化したブランド。「フィット感の良さと、大きなサイズでもファッションとして下着を選べるように」と、リバーレースを使ったエレガントなブラジャーなどを企画している。ブラジャーとヒップハンガーショーツのセットで1万3500円。タンガをプラス1890円で付けられる。
デザイナーの小川彰子さんの「アキコオガワ・ランジェリー」は、白ベースにミントカラーのレースを組み合わせるなど、これまでにない可愛らしいイメージが加わった。ノンワイヤブラは、浅めのカップにかぶせながら肩まで続くレースがエレガント。ワイヤブラ、ボクサー、タンガ、ボディーのほか、同じレースで筒状のレッグウェアも作った。スポーティーなジャージーにレースを組み合わせたシリーズは、スポーツやリゾートのシーンにぴったりのブラレット、キャミソール、ロングドレスなど。11月1~7日には伊勢丹新宿本店に期間限定店を出す。
「スープレルース」はオーガニック綿や「ボタニカルダイ」などを取り入れて作る、シンプルでシックな日本製のインナー。着心地のやシルエットの良さにファンが多い。販路はセレクトショップ中心。
インポートではランジェリープレスが輸入販売を始める仏ブランド「ボディ&クライド」が新鮮。白いTシャツと黒のパンティーという誰もが持つアイテム二つを合体させた、新しいイメージのボディーだ。1万円から。
米「ナーラ」は、フリーカットの生地を結んだり、ひねったり、重ねたりしながら、トップもボトムも自由自在に作れる新発想のボディーウェア。プリント6種、無地10色あり、予定価格は1枚5000~6000円。日本ではIJゴルフプロダクション(東京)が輸入販売する。
輸入卸のパリスインターナショナルは、日本のショーツメーカーのツェルマットの商標や物作り機能を継承して作る「ツェルマット」、18年春夏から本格導入する仏ブランド「ルー」などを出した。ルーは日本人に向く作りと大きなカップまで揃うのが強み。BByは18年春夏に導入するオランダのルームウェアとランジェリーの「リンガドール」を出した。ブラジャーで1万円以内という価格も魅力。ビーメイクは手頃な価格の可愛いブラジャーやルームウェアが揃うスペインの「プロミス」や、仏の生地で作るオリジナルのランジェリーケースなどを紹介した。
■11、12月に期間限定店
ランジェリープレスは合同展の運営のほか、今年から編集型の期間限定店「ランジェリープラス」の出店や、オンラインショップの運営などを開始する。期間限定店は、11月22~28日に伊勢丹新宿本店、12月12~25日に西武渋谷店で開く。