ビンテージショップのライラが運営する「ラ・ミュージアム」は4月26日まで、東京・渋谷区のザフェイスダイカンヤマで、マルタン・マルジェラの「アルティザナル」のアーカイブ展を開催している。ライラが運営し、ファッションやアート関連の書籍を手掛けるプリンティングスが「メゾン・マルタン・マルジェラ」のアーカイブ本『0 0 10』を出版したことに伴い、掲載したアルティザナルの約50点を展示している。
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会場を一歩入ると、90年に発表した、広告ポスターを重ね合わせて制作したベストが目に飛び込む。8足の米軍ソックスをつないだタートルネックのセーター、レザーのトレンチコートを解体再構築したドレスなど、初期のガーメントも生々しさを感じる状態で展示されている。一部、マリナ・イーが創作したアーティザナル作品もある。
そのほとんどは、世界の所有者からライラが引き取って保管していたもの。「当時のモデルの方など様々な方から依頼を受けて集まったアーカイブを、どうアウトプットしたら良いか思案して本の出版に行き着き、リアルに見てもらうのが一番と考えて展覧会を企画した」とライラのディレクターの橋浦秀夫さんは話す。
メイン会場の入場料は2200円、約70点を手に触れられるラボ付き8800円だが、後者のチケットは早期に売り切れたという。