中国の資産運用会社、CPE源峰は7月30日、アウトドアブランド「マムート」を展開するスイスのマムート・スポーツ・グループを買収したと発表した。同社を所有するヨーロッパのプライベート・エクイティ企業、ジェイコブス・キャピタルと株式購入契約を締結した。
買収価格は非公表。規制当局の承認手続きなどを経て、取引は数カ月以内に完了する見込みという。
CPE源峰は中国に拠点を置く資産運用会社。投資対象はAI(人工知能)や先端メーカー、消費財、医療、インフラなど幅広い。26年初めにはロンドンにオフィスを構え、ヨーロッパでの投資先を模索していた。
マムートについては買収後も「100年以上にわたるブランドの遺伝子を完全に守り継承」する方針。特にアジア、中国市場で成長を加速させることを目指す。
マムートは1862年にスイスでロープメーカーとして誕生。現在はアパレルからフットウェア、バックパック、クライミングギアなど幅広いアイテムを扱い、世界約50の国・地域で販売している。近年積極策に転じた日本は、この5年で売上高を約3倍に増やした。
