マークスタイラーの「アンスリード」は、東京・南青山の路面店を改装オープンした。売り場面積はそのままに、ブランドを象徴するブルーの石のオブジェを配するなど、よりモードでクリエイティブな感性が際立つ世界にアップデートした。
【関連記事】マークスタイラー24年秋 秋らしい素材と軽さの対比
改装は、24年春夏に就任した新デザイナーのモードな感性を反映した。ブルーの石をアクリルケースに入れたオブジェをブランドの象徴として店舗の中心に設置。シンガーソングライターのCHARAさんを起用した今秋冬のイメージビジュアルを美術館のように多数飾った。今後、アーティストの作品も展示していく予定で、「個性の強いブランド」の世界を全面的に表現する。
新デザイナーが線画をモチーフとして大切にしていることから、「ラインフラワー」シリーズを青山店とEC限定で販売する。ベストやスカート、バラクラバなど6型で、全店ではこの無地バージョンを扱う。青山店先行で、デビュー当初に販売したムートンコートも、ブラッシュアップして数量限定で再販売する。税込み24万2000円。
また、改装に伴って、紙袋のショッパーから有料の布製の巾着バッグに変更した。ノベルティーも充実し、一度の購入で「イーフォース」に別注したギルトフリーのエナジードリンクを無期限で配布するほか、6万円以上の購入でロゴ入りのブルートゥースイヤホンを数量限定でプレゼントする。
ブランドは16年秋にデビュー。同9月に青山店をオープンした。現在は東京、名古屋、大阪に直営6店を構えており、路面店は青山店のみ。旗艦店の役割で、フルラインナップを販売している。