増見哲、淡路島で服の再生イベント 子供参加のリメイク服ショーなど開く

2026/09/28 14:45 更新NEW!


 服飾副資材卸の増見哲(大阪市)は兵庫県淡路市の複合施設「ei-to」(エイト)でイベント「リ:再生プロジェクト」を行った。着られなくなった服、不用になった服も創意工夫で新しい価値を生み出せることを伝えた。リメイクのファッションショーや、アップサイクル・リメイクブランドの物販、服の染め直し相談、ファスナーのリペア、廃材を活用したワークショップなどを実施した。地元の飲食店や端切れ、古本などの出店もあり、島内外から幅広い世代が訪れた。

 ファッションショーは地元の子供たちを対象に行われた。住民らから回収した古着や自身の着られなくなった服などを使用し、21人の子供たちが参加。約3カ月をかけてデザインの考案やデザイン画に基づくパターン作成、縫製まで実践した。イベント当日は、自分たちが作った思い思いのリメイク衣装を着てランウェーを歩いた。

幼い頃に着ていた洋服を裁断してパッチワークでリメイクしたドレス。ファスナーを使って裾を取り外しできる
幼い頃に着ていたセパレートのゆかたと母親のパンツなどを使い、はかま風にした

 参加した子供の一人は、「買い物の時に『本当に必要な物か?』『長く使える物か?』を考えるようになったり、衣類の回収ボックスを見に行ったりした」とコメント。ある親子は「リユースなどサステイナビリティーについて話すきっかけになった」と話した。

 お笑いコンビ、ロッチのコカドケンタロウ氏を招いたトークショーも開いた。自身もユーチューブで「コカドミシンクラブ」を発信しており、ミシンを始めたきっかけや物作りに対する思いなどを語った。ファーを縫い付けたリメイクバッグや、過去の制作時に出た端切れを活用したテディベアなどの作品も披露して会場を驚かせた。

 増見哲の増見喜一朗社長は「イベントを通じて、不用になった服などの持ち込みもさらに広がった」と手応えを得た。「今後もファッションショーなどのイベントで地元を盛り上げる取り組みを続けていけたら」と語った。



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