新人デザイナーファッション大賞プロ部門 11ブランド選出
繊維ファッション産学協議会は、16年度の「Tokyo新人デザイナーファッション大賞プロ部門」の選考を行い、応募総数25の中からビジネス支援を行うデザイナー11人を決定した。選考で最高得点を得たデザイナーに送られる東京都知事賞は、メンズウェア「ミーンズワイル」の藤崎尚大が受賞した。
選出されたのは藤崎のほか、「コイ」の小井康嗣、「ノントーキョー」の市毛綾乃、「シンヤヤマグチ」の山口真弥、「ユキフジサワ」の藤澤ゆき、「リエカ・イノウエ・ヌー」の井上里英香、「ヘルマフ&ロディタス」の樋口公博、「イン」の印致聖、「リュシオル・ジャンピエール」の大塩純平、「メグミウラ」の三浦メグ、「ネイプ」の山下達磨。審査員はデザイナーの田山淳朗や二村仁オンワードグローバルファッション代表取締役社長ら。
選出されると、16年度から最長3年間のビジネス支援が受けられる。支援内容は、国内外の合同展・ショールームへの出展支援やショー開催支援、小売店での販売機会の提供、企画ディレクション支援、産地企業との協業機会の提供などがある。
同賞は11年から行っており、今回で6年目。毎年10人前後のデザイナーを選出しており、16年度は計28組のデザイナーを支援する。