秋冬メンズインポート・トップ編

2016/05/19 02:58 更新


カジュアル化への対応が人気


 メンズインポート市場のトップは16~17年秋冬、着こなしのカジュアル化に対応したディテールや素材が目立つ。ニットではスエットシャツのようにカットソー感覚で着られるタイプが増えた。ドレス需要の縮小しているシャツは、着心地の良さや着こなしのバリエーションを工夫している。布帛やニットのジレも、ジャケットやスーツのコーディネートに変化を付ける隠し味として人気だ。


■ニット スエットのような感覚

 ミドル~ローゲージ人気が続く中、次の秋冬は、身頃と袖で編み地やゲージを切り替えたタイプの提案が多い。スローウエアジャパンの「ザノーネ」はラグラン袖、リデアカンパニーの「クルチアーニ」はセットインスリーブだが、両方ともスエット風の見た目になっている。

 アマンの「アルテア」でも袖がプレーンな編み地で、身頃がケーブル柄のニットパーカの人気が高かった。いずれのニットも、コートの下に1枚で着て様になる存在感を演出して受注を伸ばした。

「ザノーネ」3万5000円
「ザノーネ」3万5000円
「クルチアーニ」5万1000円
「クルチアーニ」5万1000円
「アルテア」3万9000円
「アルテア」3万9000円

続きは繊研新聞で



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