16秋冬!コレクション急浮上アイテム‐1 ミドリフ●●
9月ですね、秋ですね。先の16~17年秋冬デザイナーコレクションは、トレンドががらりと変わり、アイテムにも変化が起きていました。
その最たる例がこちら。
裾が短い…。 そう、へそ出しどころではありません。 どのくらい短いかと言うと、「横隔膜」くらい…。 ちょっと待って、横隔膜ってどこやねん!
↑この辺りです。
横隔膜とは、筒状になっている体の胸の空間と腹の空間を二分するように横に走っているドーム状の筋肉のこと。 写真(上)のピンクのテープ部分が体内に横隔膜のあるラインです。 その横隔膜の英語名midriffを含んだアイテムが、ずばり「ミドリフトップ」「ミドリフジャケット」。
↓詳細はこちら。
《解説》ミドリフトップ
ミドリフ(midriff)は「横隔膜」のことで、俗に「おなか」の意味で用いられます。ミドリフトップは、みぞおち(胸の下、中央のくぼみ)あたりまでの短い丈で、お腹がすっかりのぞくような特徴のある女性用の上着のことをいいます。 16~17年秋冬デザイナーコレクションは、大きくトレンドが動いたシーズン。その中で、最も大きな変化はシルエットです。極端にワイドなパンツとミドリフトップを合わせたり、ビッグシルエットのアウターにさらにミドリフ丈のアウターを重ねたりするスタイルが多く見られました。
↑がミドリフトップ、↓がミドリフジャケットに当たります。
締めに、突然ですがクイズです。ミドリフトップを一言で表すと?
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答えは、「おなかを露出する女性用上着」。
秋冬デザイナーコレクションで急浮上している目新しいアイテム、ディテールについて、6回シリーズで掲載します。
(写真:大原広和)