ミマキエンジニアリングはJPデモセンターを東京・大崎駅前に移転し、4月19日から営業を開始した。東京支社を含め大崎に昇華転写プリンターなど41機種47台を置き、ワンストップで実機の体験から商談まで行う。
旧デモセンターは五反田のTOCビルにあったが、対象市場ごとに展示場所が分かれ、面積や耐荷重の都合で設置機種にも制約があった。新デモセンターではほとんどの機種が設置可能で、これまで長野のみだった輸入販売するEFIの紙用ワイドプリンター「Vutek D3r」も6月に設置する予定。
開所式で池田和明社長は「チームミマキで革新的アイデアを持ち寄り製品提供していく。昨年には大崎に開発センターも設置したが、移転を機により使いやすく、アクセスしやすい場所でデジタルプリントに革新を起こしたい」と意気込みを語った。
新デモセンターは2階にインダストリアルプリント用のフラットベッド型大型プリンター、テキスタイルアパレル用の複数種類の昇華転写プリンター、Tシャツ向けのDTFプリンター、皮革製品向けのUVプリンターなど17台を展示する。デモセンターの3階スペースや、近隣にある東京支社1階と合わせ、大崎地区で計47台を揃え、顧客との接点を強化していく。