高度なフィルター技術を持つヤマシンフィルタ(横浜市)とウェアラブル製品・サービスのミツフジ(京都府精華町)は共同で、酷暑対応のウェアラブルデバイスと次世代電磁波シールドフィルターの技術・製品開発から社会実装を加速する。
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両社は5月15日に資本業務提携契約を締結。これに基づき、互いの強みを融合して「最短距離で社会実装を目指す」(ヤマシンフィルタ)。
ウェアラブルデバイスは酷暑環境下の体調管理用に着用しやすい製品を想定する。ヤマシンフィルタの極薄ナノファイバーを用いた電極で、着用負担を減らしつつ、激しい動きでも体動ノイズを抑えた高精度な心電・心拍計測が可能になるという。ミツフジが産業医科大学と共同特許を持つ深部体温推定技術を組み合わせたアルゴリズムおよびアプリケーションを一体化した製品・ソリューションを開発する。今秋にはミツフジが海外見本市で第1弾の製品サンプルを発表予定。これをベースに用途に応じた開発を進める。
電磁波シールドフィルターは、ミツフジのめっき技術で電磁波遮蔽(しゃへい)性能を持たせたナノファイバーを使い、従来の金属製シールドにはない通気性も両立させる。データセンターをはじめ、電気自動車、ドローンなどの需要を狙う。これに伴い、ミツフジは福島工場(福島県川俣町)で新たにナノファイバー専用ラインを立ち上げ、めっき設備を倍増する予定だ。
