マーケットイベント「デザイナーランジェリーアーケード・ホリデー2025」が11月21、22日、東京・南青山で開催された。デザイナーランジェリーと来場者・業界関係者の新しい出会いの創出、市場の活性化と共有などを目的に、パリと東京にショールームを構えるモデルインク(東京)が中心となって運営するもので、今回で2回目。
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出展したのは「ムール」「ランジェリーアンドハーフィルム」の2セレクトショップ、「エクル」「カスカアーダ」「ケープラスワンパーセント」「ジェミニテイル」「ナイスナイスモーメント」「ネイ」「ラ・シレーヌ」「ランジェリーク」「レロ」の9ブランド。いずれもファッション性を重視しており、販路はECが中心だ。

1回目(6月)は土日開催だったが、2回目は金曜・土曜に変更したことで「ファッションのセレクトショップ系バイヤーの来店が増えた」(津島忠章モデルインク社長)と新たな成果を得た。
今回は「Z世代の感性で再解釈し、若年層の関心をランジェリーマーケットに向ける」をコンセプトに掲げた。Z世代のスタイリストやフォトグラファーに、自由な視点で出展ブランドのランジェリーを撮影してもらい、そのビジュアルをSNSなどで公開した。この取り組みに参画したスタイリストの柴原コトミさんは「服を楽しむのと同じ感覚で、服の下に着るランジェリーも選びたいし、そういう人が増えたらいいと思う。ランジェリーをちゃんと見せながらもセクシーさではなく、ヘルシーさやクリーンな雰囲気、品の良さを表現した」と語った。次回は5月または6月の開催を予定している。
