韓国の代表的ファッション企業のハンセMK(キム・ジウォン代表、イム・ドンファン代表)が運営するベビー・子供服ブランド「モイモルン」が10周年を迎え、日本で期間限定店を開催、その成功で注目されている。韓国国内だけでなく、日本のキッズファッション市場でも成長性が目立つ。
日本での期間限定店は7月下旬~8月10日、JR京都伊勢丹で開いた。ユニークなデザインの商品で、消費者をひきつけ、より多くの顧客にブランドを直接体験する機会を提供した。
東京や大阪などで行った10周年キャンペーンも好反応が続き、SNSの公式アカウントのフォロワーは7万人を超えた。この手応えから、多くの地域で期間限定店を開き、ブランド認知度の向上と高級化を推進する方針。まず、阪神梅田本店で8月末~来年2月末の長期間で準備している。
モイモルンは20年に日本法人を設立後、感度の高いデザインと個性的なディテールで支持され、売上高は前年比50%増を超えるペースで推移している。夏物は販売するアイテムも多い。
今後も消費者ニーズに合わせた商品開発とマーケティング戦略を通じて、より多くの顧客に愛されるグローバルベビー・子供服ブランドとして根付かせる計画だ。本格的な秋冬シーズンを控え、日本の子供たちのTPOを反映した現地密着型の商品とプレミアムなラインナップを準備中。
ハンセMKは「Kファッションのグローバル拡大に貢献できてうれしい」とし、「今後も差別化されたローカライズ戦略でグローバルな影響力をさらに育てていく」と話している。
(韓国・TENANT NEWS)
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