西武池袋本店は３月２日、１階北ゾーンにパリの老舗レザーバッグブランド「モワナ」のショップをオープンする。レディス、メンズのバッグ、革小物のほか、アクセサリーまで品揃えする。フルラインの常設店は国内で初めて。
モワナは１８４９年創業のトランクメーカーで、創設者のポーリーヌ・モワナ氏は当時から防水加工の特許を取得し、様々なトランク製造の技術やデザインを開発してきた。車の屋根にフィットするように底が湾曲した「リムジン・トランク」などが代表作として知られる。長らく休止していたが、ＬＶＭＨモエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトンのベルナール・アルノー社長兼ＣＥＯ（最高経営責任者）が個人として１１年に復活させた。
シンプルなデザインで素材や仕立ての美しさが際立つハンドバッグ（中心価格は３０万～４０万円）が中心で、西武池袋本店限定ラインを加える。春の祝宴をイメージした新作バッグで、ナチュラルカーフスキン３８万８８００円（税込み）、キャンバスのコンビ２１万６０００円。
