美容機器やトレーニング機器の開発・販売などを手掛けるMTG(名古屋市、松下剛社長)は美容ブランド「リファ」で、血行促進などの効果が期待できるウェア「リファバイタルウェア」を開発、11月から販売する。
しっとり柔らかく、なめらかな肌触りとスタイリッシュなデザインを売りに、リカバリーウェア市場の高級ゾーンを開拓する。
8種の天然鉱石を配合した独自開発の「血行促進繊維バイタルテック」を使うとともに、全製品にスキンケア化粧品「五島の椿」のオイルを含浸させ、しっとりと柔らかい風合いを実現した。一般医療機器区分の「家庭用遠赤外線血行促進用衣」に区分され、血行促進や疲労回復などの効果をうたう。

スリープウェア、インナーウェア、ルームウェアとアクセサリーで構成し、発売時には28アイテム(女性向け20、男性向け8)・402SKU(在庫最小管理単位)を揃える。価格は比較的高めに設定。スムース編みでスタンドカラーのスリープウェアは税込み3万8500円、スリーブのギャザーを施したプルオーバーとワイドパンツのルームウェアは上下セットで3万8500円、シルク混でUネックのロングスリーブインナーは1万7600円など。
11月15日に東京・銀座に開業するリファ旗艦店、同21日に公式ECで発売する。その後、リファを導入する7万室以上あるホテルに順次提供するなど販促活動に取り組む。リファバイタルウェア単独での店舗開設も計画している。