フランスの若手ブランド「ニウク」は16~17年秋冬から、日本での販売を本格的に開始する。アフリカ出身の男女デュオで、クリエイティブディレクターのカディアダ・ディアロとデザイナーのレニー・グエリアが手掛けるストリートテイストのブランド。
繊研新聞社が毎シーズン行っているデザイナーランキングの最新版でもベスト10にランク入りし、最近パリでも人気が高まりつつある注目株だ。ローンチに合わせてセレクトショップや百貨店などで期間限定ショップを開いている。
東京・南青山ではHビューティ&ユース=写真=で21日まで、神宮前のインターナショナルギャラリー・ビームスの2階メンズフロアでは11日まで開いている。阪急メンズ東京の自主編集売り場ガラージュD・エディットでも8月30日まで1週間開かれていた。
商品は、襟や袖口が切りっぱなしのデニムジャケット(7万8000円)や落ち感のあるTシャツ(2万2000円から)、コーデュロイのブルゾン、ビッグシルエットのパッテッドコートなど。いずれもユニセックスで、サイズはXSから物によってはXXLまで揃う。女性がXXLのGジャンをだぶだぶに着たり、男性がSサイズをタイトに着たりと、選ぶサイズによってバランスが楽しめる点が面白い。
Hビューティ&ユースの深沼薫ファッションディレクターは、ニウクの魅力について「ストリートっぽいデザインだけど、モードっぽい顔も持っているあたりが今っぽい」と推す。ディストリビューターはディプトリクス。