店長のお悩み相談所‐6 平日が暇すぎる件

2016/11/13 05:33 更新


 ここは、「店長お悩みスッキリ相談所~お客様編~」。要求が手強いお客様、他店で浮気をするお客様など、サービスの質や売り上げに直結するだけに、悩みも深刻です。店長が悩みを抱えて暗い顔をしていてはお店の雰囲気も暗くなってしまいます。悩みをスッキリ解消して、明るく笑顔でお客様をお迎えしましょう。

(リテールコンサルタント西村宏子)

プリ子


Q6:平日は客数が少なくて、暇で死にそうです。

 

相談相手 

A:郊外のショップだと、平日と休日の客数のギャップが大きく、スタッフのモチベーションが下がる原因になっています。  

 

 しかし平日の昼間にショップ前の通路をお客様が数名歩いているのに、ぼーっとレジカウンターに立っているスタッフを見かけます。また開店直後の午前10~11時、お急ぎのお客様が何かを探しているのに、スタッフはパソコン画面とにらめっこ、夕方駆け込むお客様を気の抜けたような「いらっしゃいませ~」でやり過ごし、レジ閉めの準備や商品補充に集中しているスタッフもいます。  

 

お悩み相談06

 

   単なる通行客とみるか、何かが欲しくて探して歩いている見込み客と取るかは大違いです。また積極的に商品を手に取って呼び込みをしたり、商品大量入荷のイメージで、スタッフがディスプレーを大きく変えていると、閑散時でも足を止めてじっと見ているお客様がいます。積極的に入店客数を増やすところから変えていきましょう。  

(続く)

  ※繊研新聞 2013/05/20日付「販売・リテイリスト支援のページ」 を再編集



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