渋谷パルコは9月にファッションを中心に新店12店を含む18店を刷新、今春から5段階に分けて実施してきた大型改装を完了する。改装全体を通じて、高感度で、独自性のあるファッション、カルチャーの提案をさらに強める。
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9月の改装面積は約1200平方メートル。新店は9月3日に5階にキャラクター雑貨「ザ・ドラえもんストア」、9月6日に4階にトウキョウベースのカジュアルセレクトショップ「コンズ」がオープン、9月17日に国内初出店となるデンマークのフレグランス主力ブランド「フラマ」、9月19日に8店を導入する。
9月19日は3階にフランスのファッションブランド「マリーンセル」が国内に初出店し、5階にミズノのスニーカー店「ミズノショップ」を導入するほか、4階を大型改装し、コムデギャルソンの「タオ」、韓国の現代百貨店による韓国ファッションブランド店「ザ・ヒュンダイ」の世界1号店、国内初となる韓国のバッグ「オソイ」と韓国のストリートブランド「コイセイオ」、シューズ「カンペール」、レディスファッション「ジョゼムーン」を入れる。タオの導入で、コムデギャルソンの店舗が1~4階に揃う。
4階は「アダム・エ・ロペ」「ファーファー」など9月に既存4店を改装し、全体の半数を刷新する。さらに、9月下旬に1階の「ヒューマンメイド」を「ヒューマンメイド・パート1」と「同パート2」の2店に拡大する。
大型改装は19年11月の建て替え・拡大オープンからの成果と、消費者ニーズと市場の変化を踏まえた施策で、全約200店のうち、約80店を刷新する。
すでに1~3階の海外ラグジュアリーや国内外のデザイナーブランドなどの高感度ファッション、5階の趣味・カルチャー雑貨、6階の日本発のゲーム、アニメなどのエンターテインメントコンテンツ店などを拡充して、成果を上げている。