パルコは昨年１２月から運営しているクラウドファンディング「ブースター」で、日本の若手デザイナー集団「東京ニューエイジ」が初めて海外に挑戦するプロジェクトを支援する。２５日に資金の募集を開始した。
東京ニューエイジに参加する「アキコアオキ」「ケイスケヨシダ」「コトハヨコザワ」「リョウタムラカミ」「ソウシオオツキ」が東京で１０月に開催される合同展示会「ＰＲ０１トレードショー」と台湾で行われる「ＰＲ０１トレードショー・イン・台北」に出展する資金を調達する。調達資金の目標金額は６０万円で、募集期間は１０月１９日まで。
ブースターはファッション以外も含めた「クリエイティブ・コンテンツ」領域で「次世代を切り開く才能の新たな挑戦を応援する」方針で開始した。既に複数のプロジェクトを成功させている。
東京ニューエイジは「日本の若手デザイナーの発掘と支援」を目的とし、１４年１０月にデザイナーの山縣良和と坂部三樹郎のプロデュースで立ち上げた。今年２月にブースターを活用して８５万４４００円を調達し、東京でファッションショーを開催した。
今回の挑戦は「次のステップ」として、デザイナー商品の国内外での受注獲得を目指しており、パルコもその趣旨に賛同した。
