PPIH、国内事業を拡大 ドン・キホーテ積極出店 GMSは販促変え集客

2023/08/18 06:29 更新有料会員限定


吉田社長

 パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)は、前期(23年6月期)の増収増益を受けて、ドン・キホーテなどのDS(ディスカウントストア)事業の拡大に入る。ユニーのGMS(総合小売業)は既存店の増収ともう一段の効率化を追求する。

(田村光龍)

 PPIHの前期連結決算は、売上高1兆9368億円(前期比5.8%増)、営業利益1053億円(18.7%増)となった。コロナ下でも増収を継続するとともに、営業利益率は5.4%で18年6月期以来の5%台を回復した。粗利益率を引き上げて、上昇した販売・管理費比率を補ったもので「稼ぐ力がついた」(吉田直樹社長)とする。その上で、営業利益は率で5%台を維持しながら今期1100億円、来期1200億円と続伸を見込んでいる。「デフレに強いと言われてきたが、インフレにも強いことを示したい」とする。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ランキング形式のデータブック
プレゼントキャンペーン実施中!

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

キャンペーン詳細はこちら購読案内はこちら

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事