「プライオリティ」秋冬 個性的なキルティングが人気

2020/08/27 06:25 更新


 婦人服製造卸、レスピーギの30~40代向け「プライオリティ」が9月から販売する20~21年秋冬物は、1万円台のブルゾン、ポンチョ、肩掛けアイテムなど軽いアウターが中心となる。素材のキーワードは光沢感、中わた、ビンテージ感。ビンテージ感はチェックのスカートや求心編みのセーターなど柄でも表現する。

 キーワードのすべてを備えたキルティングは展示会でも注目され、なかでも大きなドットの形が規則的に並ぶベスト(税込み1万8480円)が人気だった。光沢の強いサテンでベージュ、カーキ、ブラウン、ブラックの4色ある。

ドット柄のキルティングは強い個性となった

 日本の伝統的な矢羽根柄を出したキルティングではリバーシブルスカート(1万7380円)を作った。ベージュとカーキ、キャメルとブラウンなど3配色。裏側の生地の色を表側のステッチやパイピングに使う。ドッキングニットと名付けられたセーター(1万8480円)は、アラン模様と天じく編みを合わせている。プルオーバーに見える肩掛けはボタンで取り外しができる。

矢羽根柄のキルティングスカートと異なる編みを合わせたニット


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